第46回 世界の帆船模型展 6/6

番号   船 名 製作者
G-01    サン・ファン・バウディスタ  青木 芳雄
G-02    アジャックス  太田 進

 G-01 サン・ファン・バウティスタ   友情出品作品 ザ・ロープ】

          (SANT JUAN BAUTISTA)

 

   製作者:青木 芳雄    船 籍:日本(仙台藩)    建 造:1613年    縮 尺:1/100  

   キット:自 作 

   参考資料: 「復元船 サン・ファン・バウティスタ号 大図鑑」 (慶長遣欧使節船協会)

        16世紀17世紀の帆船 : 慶長遣欧使節船の復元に因んで(1~21) 寳田 直之助 日本造船学会誌 1994-8

 

 1613年、支倉常長らの慶長遣欧使節一行が太平洋を横断した際の船がサン・ファン・バウティスタ号でした。

 1993年に木造復元船が完成し、石巻サン・ファン館に係留されていました。東日本大震災で大破。2013年再建されましたが、老朽化が激しく2021年に解体。1/4スケールの後継復元船が完成し、今秋オープンします。

 船形はスペインのガレオン船ですが、船体には、唐草、市松、青海波といった日本独特の装飾が施されています。龍の船首像と船尾の九曜紋はサン・ファン館売店で購入。家内が甲板にキティちゃんを乗せてくれました。(うーっ)

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 G-02 アジャックス (AJAX)   【友情出品作品 マイシップクラブ】

 

   製作者:太田 修    船 籍:イギリス    建 造:1765年    縮 尺:1/72 

   キット:自 作   

 

 このフリゲート艦はイギリスのプリマスで建造された。5年後北アメリカへの航海に出航し、1786年に暴風で破損、修理後スコットランドへ到着して改造し、12年間の航海後にトラファルガー開戦に参加しフランス艦を撃沈する。このmodelは18世紀のヨーロッパのフリゲート艦の古典的な例として企画されたようです。

 「ユーロモデル」の30年以上前のキット図面を頼りに、金属パーツは修復しその他は殆ど自作です

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