番号 | 船 名 | 製作者 | |
No.36 | グラナド | 伊藤 正喜 | |
No.37 | グラナド | 伊藤正喜 | |
No.38 | ロイヤル・キャロライン | 渡辺 功一 | |
No.39 | ヴィクトリー | 西 重道 | |
No.40 | サルタナ | 青山 喜行 |
No.31 ル・フェニックス (LE PHOENIX)
製作者:森下 豊次 船 籍:フランス 建 造:1664年 縮 尺:1/200
キット:自 作 《2023スクラッチ基礎講習会 受講作品》
昨年のスクラッチ講習会で指導を受けて作った作品です。昨年は本体だけでしたが、リギングをして完成させました。1/200のため細いロープを張るのに苦労しました。スターンギャラリーなどの彫刻も独特の方法で製作しました。
No.32 ル・フェニックス (LE PHOENIX)
製作者:春日 和一 船 籍:フランス 建 造:1664年 縮 尺:1/200
キット:自 作 《2023スクラッチ基礎講習会 受講作品》
1664年建造のフランス艦です。スクラッチ講習会の教材として取り上げられたもので、講師の製作に倣いながら作りました。昨年度出品ではリギングが未完でした。
簡単なキットを1隻作った経験しかなく、細かいリギングの作業をやり切れるか心配でしたが、講習会での適切な指導とフォローで何とか完成までこぎつくことができました。
No.33 プリンス (PRINCE)
製作者:末𠮷 理延 船 籍:イギリス 建 造:1670年 縮 尺:1/220
キット:自 作 《図面:マモリH.M.S.プリンス 装備装飾:Science Museum model 博物館モデル》
プリンスはデットフォード造船所で建造され、1670年に進水した、イギリス海軍の100門の第一級戦列艦である。1672年ソールベイの戦いでオランダ旗艦デ・ゼーヴェン・プロヴィンシェンと2時間の決闘で大損害を与えた。その後、再建されロイヤル・ウィリアムと改名。また、再々建後にイングランドに帰還し、1760年フランス軍との戦いに参加。反撃を防いだ。7年戦争後、1813年に解体された。
ミニチュア帆船3艦目製作中での出品。装飾、デッキパーツ図面がないため、博物館モデル画像を参考。拘りは装飾、フィギュアを木材で表現。
No.34 チャールズ・ヨット
(CHARLES ROYAL YACHT)
製作者:番場 俊雄 船 籍:イギリス 建 造:1674年 縮 尺:1/64
キット: ウッディ ジョー
2022年に製作した船になります。約20年ぶりに製作したため練習がてら失敗覚悟で色々と当時できることを可能な限り試してみました。リギングを当時からやり直したいと思っているのですが現状放置しています。
色々な方に技術・作製方法を教わり勉強させてもらいました。とても感謝しています。ありがとうございました。
No.35 グラナド ( GRANADO)
製作者:伊藤 正喜 船 籍:イギリス 建 造:1742年 縮 尺:1/64
キット:ジョティカ
同時出品の構造模型、ミニチュア・モデルと併せ3部作として並行して製作中。基本となるキットはJoTiKa社のものを購入した。前作のPegasusではほとんどの部品を自作したが、今回は並行して製作中の構造模型とミニチュア・モデルは共にスクラッチ・ビルトになるので、本作品はできるだけキットに忠実に、且つキット部品の利用を中心として製作を進めている。
キットを作っていると構造模型が、構造模型を作っているとミニチュア・モデルが気になってなかなか集中できず、作りが雑になってしまうのが難点かも?
No.36 グラナド(GRANADO)
製作者:伊藤 正喜 船 籍:イギリス 建 造:1742年 縮 尺:1/64
キット:自 作 《飯沢氏の図面を基にしたレーザーカット・モデル Anatomy of the ship GRANADO》
飯沢氏と共に開発してきたレーザーカット・モデルの初号機ながら、途中3年ほど模型製作から離れていた為完成が大きく遅れている。飯沢氏の親切な図面とレーザーカッターを利用した正確無比な部品カットにより、初心者でも無理なく初めての構造模型に取り組むことができた。
現在、船殻(Hull)はほぼ完成しており、この時点で構造模型としての作業はほぼ終了、あとは船体装飾、艤装品等の作業のみであり、楽しく進めることができそう。
3部作として3隻同時に進めているため作業は遅々として進まず、本作品もどこまで作りこむか未定です。
No.37 グラナド(GRANADO)
製作者:伊藤 正喜 船 籍:イギリス 建 造:1742年 縮 尺:1/150
キット:自 作 《Anatomy of the ship GRANADO および 2023スクラッチ基礎講習会 受講作品》
当初、ミニチュア・モデルは全く考えていなかったが、同好会のスクラッチ基礎講習会で濱中講師よりミニチュア・モデル作成の手ほどきを受けたのをキッカケに興味を持ち挑戦してみることとした。
最初の頃は一般縮尺模型の半分くらいの材料の準備から始めたが、作業が進むにつれて、ミニチュア・モデル製作においては一般模型とは全く異なる発想と技術が必要で、材料も柔軟に考え、省略するところは思い切って切り捨てるということも必要なことに気が付いた。
不慣れで要領が良く分からないこともあり、3部作のなかでは一番苦戦しています。
No.38 ロイヤル・キャロライン
(ROYAL CAROLINE)
製作者:渡辺 功一 船 籍:イギリス 建 造:1749年 縮 尺:1/48
キット:マンチュア
マンチュアのキットを購入したが、同封の図面は使用せず、アナトミーの図面を基に1/48スケールで製作している。
彫刻類はキットの部品を使用せずエポキシパテで製作した。彫刻の完成度は、右舷から製作したので左舷の方が高く仕上がった。大砲は丸棒から削り出し、シリコーンゴムで型取りし、レジンで複製した。
ほぼフルスクラッチビルドに近いため、製作期間は約5年である(ただし、途中3年ほど中断期間あり)。今回の展覧会に向けて今年から製作スピードを上げてきた。なお、リギングはしない予定である
No.39 VICTORYの置時計
製作者:西 重道 船 籍:イギリス 建 造:1765年 縮 尺: ―――
キット:自 作 《内蔵のHMS Victoryはウッディ ジョー》
故肥田さんが得意とされた置時計と帆船模型を組み合わせた作品を作りたいと思い、船の構造が解るVictory号のカットモデルと埋込時計を組み合わせて作製しました。
Victory号のトランサムのレリーフをアレンジし、濱中会長の得意技を借用して、ケース前面の装飾にしています。ケース内部にはLED照明を点灯し、船が良く観察できるようにしました。Victory 号は1805年のトラファルガー海戦で活躍した、ネルソン提督が指揮の指揮下で活躍した船です。
現在は英国のポーツマス港に復元され係留、一般公開されています。
No.40 サルタナ (SULTANA)
製作者:青山 喜行 船 籍:イギリス 建 造:1767年 縮 尺:1/64
キット:自 作 《2023スクラッチ基礎講習会 受講作品》
7年前にボストンでModel Shipwaysのキットを購入して製作しましたが、でき映えが今一でしたので、基礎講習会(スクラッチ講習会)で再度挑戦して製作しました。ただ、各種部品の縮尺率の整合が取れてないとか、船体外板の仕上げが粗く喫水線の塗装の直線度が出てないなど、要改善点が多々あります。