番号 | 船 名 | 製作者 | 番号 | 船 名 | 製作者 | ||
No.61 | 窓飾り | 戸田インゲボルグ | No.66 | アウレリア | 棚山 桂子 | ||
No.62 | ヨットとフランス戦列艦 | 神蔵 義光 | No.67 | 海戦 | 棚山 桂子 | ||
No.63 | ブレンハイムの戦い | 神蔵 義光 | No.G1 | チヌ釣り船 | 薄井 三男 | ||
No.64 | ビーグル | 薬師 正徳 | No.G2 | ブラック・パール | 藤橋 恒雄 | ||
No.65 | コウテモク | 福田 正彦 | No.G3 | ヴィクトリー | 坪井 悦郎 |
No.61 窓 飾 り
製作者:戸田 インゲボルグ 船 籍:― 建 造:― 縮 尺:―
キット:自 作(編み物)
ヨーロッパ、特に北欧では季節や行事ごとにそれに合うモチーフをかぎ針で編んで窓に飾ります。色は白が主に使われますが、赤も見られます。作品の模様は棒針の図案でしたがかぎ針用に直しました。旗と帆の向きが同じでなければいけないのですが、バランスが取りにくいため変えずに図案通りに作りました。
レース糸で編んでから洗濯のりで固め、額を窓に見立てて結んで仕上げました。展覧会場の壁が白いので薄い生地を裏に張ってあります。
No.62 ヨットとフランス戦列艦
製作者:神蔵 義光 船 籍:― 建 造:18世紀中頃 縮 尺:―
キット:自 作 (油彩画)
N.オザンヌの銅版画に構図を借り油彩画とした。
No.63 ブレンハイムの戦い
製作者:神蔵 義光 船 籍:― 建 造:― 縮 尺:―
キット:自 作 (油彩画)
ブレンハイムの村落に布陣するフランス軍を強襲する英国海兵連隊。英国の古雑誌に掲載された20世紀初頭の有名な戦争画家C.ウッドビルによるモノクロム挿絵を油彩模写したもの。
No.64 ビーグル (BEAGLE)
製作者:薬師 正徳 船 籍:イギリス 建 造:1820年 縮 尺:―
キット:自 作(イラスト)
昨年の展覧会にはポスター作品になったソヴリン・オブ・ザ・シーズの美しいイラスト図が飾られていた。ちょうどビーグルも出品することができ、次の作品に取り掛かるまでの間、ビーグルのイラスト図をまねて描いてみたくなり、手法を伺ってトライしてみた。
アナトミーの図面をもとにフリーソフトを使って描いた。ロープに弛みをつけたり、グラデーションをかけた船体に銅板のラインを入れたりするなど細かい作業の連続だった。
No.65 コウテモク
製作者:福田 正彦 船 籍:メキシコ 建 造:1982年 縮 尺:―
キット:自 作(ペン画)
この船は、1982年に鉄製のバークとしてメキシコのためにスペインのビルバオ造船所で建造された。船名はアステカ朝最後の帝王に由来する。またこの船のフィギュアヘッドもこ の帝王である。
逆光のコントラストが強い絵なのでペン画としては比較的描き易いが、何しろ大変根気のいる仕事だ。
No.66 アウレリア (Aurelia at Camden)
製作者:棚山 桂子 船 籍:カナダ 建 造:― 縮 尺:―
キット:自 作(デコパージュ)
No.67 海 戦
製作者:棚山 桂子 船 籍:― 建 造:― 縮 尺:―
キット:自 作(デコパージュ)
No.G1 チヌ釣り船 友情出展 マイシップ
製作者:薄井 三男 船 籍:日 本 建 造:現代 縮 尺:1/10
キット:サーマル工房
このチヌ舟はカワラの上にカジキとタナの2枚の側板を立てて製作し、ほぼ実際の造船工程を楽しめるキットである。また、土佐の湾内や沿岸部で漁ができるように対波性を重視 した「セキダイ」という張出を側面に取り付けて強度を上げた独特の形をしている。
香りのよい杉板材で模型製作を楽しめるが、タナとセキダイの取り付けは単純なだけにかえって神経を使う。船底色は戦前は黒、現在は青が主流になっていると聞く。
No.G2 ブラック・パール(BLACK PEARL)
友情出展 マイシップ
製作者:藤橋 恒雄 船 籍:アメリカ 建 造:18世紀 縮 尺:1/220
キット:自 作
ハリウッド映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」に登場するジャック・スパローの船「ブラック・パール号」。
ネット上のホームページに映画画面から製作した図面が公開されている。(meilpapaのBlack pearl製作記)この図面をA4版に縮小コピーして製作した。思いのほか小さかったため、リギングには苦労した。
No.G3 ヴィクトリー (VICTORY)
製作者:坪井 悦郎 船 籍:イギリス 建 造:1765年 縮 尺:1/300
キット:自 作
ヴィクトリーは1805年トラファルガー海戦の旗艦として、その艦上で戦死したネルソン提督の名前と共に不朽の名声を残しており、今もポーツマンのドライドック内にその雄姿が保存されている。
主にツゲ材を使用。ミニチュアではあるが全てを図面に忠実に製作した。例えばポリエステルを使用したロープは、0.51㎜~0.04㎜までの10数種類、ボートは、34㎜~18㎜。これらを製作するための治具製作が大変であった。