2024年 構造模型講習会( 第1回)ダイジェスト

 2024年4月27日(土) 13:00~16:45

かながわ県民センター3階 304会議室

構造模型講習会担当:大坂

 

 前日は黄砂がひどかったのですが、早朝に降った雨のせいか空気もすっきりした中で講習会初日を迎えました。 第1回講習会は、GW初日の人出が多い横浜駅近くの「かながわ県民センター」で、開催しました。 今年度は、これまでの“構造模型製作に必要な知識習得を目的とした座学”から、レーザーカット方式※1フルモデルを主体にした実技講習会です。使用教材は“自作作品”と“レーザーカット方式のロイヤル・キャロライン”の選択方式にしました。

  ※1:当会会員の飯沢氏が開発した「初級者にも出来る構造模型」を実現した方式。

 

 使用教材の“ロイヤル・キャロライン”は、マイクロクラフトさんのご協力を得て提供しました。 当初、保有板材等の関係で数量限定の募集でしたが、想定を上回る応募があるなか、マイクロクラフトさんの全面協力により申込者全員に対応することができました。 このような経緯があったので講習生は16名でのスタートなりました。尚、GW期間中開催にもかかわらず、全員が出席されました。

 また、今回は講習生が多いだけではなく、参加メンバーの模型経歴も、「構造模型経験者、ベテランから若手までの幅広い層、講師経験者」の会員に加え、協力をいただいたマイクロクラフトの小西さんも参加されるなど多才な構成となりました。そのせいかもしれないですが、講習会開始前から、教材のロイヤル・キャロラインを囲んで講師の飯沢さんに早くも質問されるなど活気あふれた雰囲気の中で開催進行されました。

 

 さて、講習会ですが、まず、最初に濱中会長から講座開講の挨拶を頂いた後、講師・事務局・講習生の紹介に引続き、事務局からの連絡事項の中では、小西さんから「パーツ再加工注文について」の説明をしていただきました。

飯沢講師の講義では、製作中のロイヤル・キャロラインと配布プリントの製作手順書をもとに①治具の組立、②キールの組立、③シングルフレームの組立、④ダブルフレームの組立、⑤フレーム内外面の焦げ跡粗研削等次回までの製作作業についての説明がありました。 尚、今回の該当作業は、「GRANADOフルモデルの手順書」と類似作業が多いのであわせて参照するようにとのコメントがありました。 

 

 講義途中での質疑応答コーナーでは、実物やプロジェクター等を利用して補足説明をしましたが、回答者は講師・事務局だけではなく、講習生の方も参加されなど幅広く回答が聞けるなど充実した内容でした。 また、途中休憩時間設定しましたが、休憩時間も惜しんで作品を前にして“構造模型談議”がいたるところで行われなど、充実した雰囲気の中で講習会終了時刻を迎え、最後に飯沢講師より、「次回は解説した作品の工程まで進めることを目標して下さい」との話で、講習を終了しました。

 

 次回は、 2024年構造模型講習会 第2回 は6月22日(土)

         かながわ県民センター 第304会議室 PM1:00~の予定です。

 

       <講習会日程は、来年4月まで隔月開催の予定で7回を計画>

濱中会長のあいさつ
濱中会長のあいさつ
パーツ再発注方法を説明中の小西さん
パーツ再発注方法を説明中の小西さん
休憩時間中:講師を挟んでの懇談風景
休憩時間中:講師を挟んでの懇談風景
プロジェクターを使って補足説明
プロジェクターを使って補足説明
講師製作中のロイヤル・キャロライン
講師製作中のロイヤル・キャロライン
部品を手に講義中の飯沢講師
部品を手に講義中の飯沢講師
休憩時間中:会員同士の懇談風景
休憩時間中:会員同士の懇談風景
講習生の冨井さん:プロジェクターを使って治具の製作事例を発表
講習生の冨井さん:プロジェクターを使って治具の製作事例を発表