番号 | 船 名 | 製作者 | 番号 | 船 名 | 製作者 | ||
No. 1 | 日本丸(新) | 三塚 康典 | No. 6 | プリンス | 加藤 正男 | ||
No. 2 | 日本丸(新) | 間宮 靖宏 | No. 7 | ナイアド | 冨井 浩 | ||
No. 3 | 日本丸(新) | 菊地 英昭 | No. 8 | ソヴィリン・オブ・ザ・シーズ | 濱中 聖之進 | ||
No. 4 | 清輝 | 竹本 喜道 | No. 9 | ル・ロワイヤル・ルイ | 濱中 聖之進 | ||
No. 5 | ヴィクトリー | 岡崎 潔 | No.10 | ダイアナ | 藤原 義孝 |
No.1 日 本 丸(新)
製作者:三塚 康典 船 籍:日 本 建 造:1984年 縮 尺:1/160
キット:ウッディジョー
国土交通省航海訓練所所属。日本丸と名の付く帆船は2隻 あるが、現在訓練用として運行されている帆船の模型(新日本丸ということもある)である。
近代大型帆船のため帆の数が多く、ロープを整理しながら 張る必要があり、時間がかかった。帆は左舷後方からの風を 受けて航走している状態とした。この状態の時、三角帆(ジ ブ)は垂れ下がるのでなく、舞い上がった状態となるのでこのような状態とした。
No.2 日 本 丸(新)
製作者:間宮 靖宏 船 籍:日 本 建造年:1984年 縮 尺:1/80
キット:ウッディジョー
練習帆船「日本丸」は、初代日本丸の代替船として昭和58年4月起工、昭和59年9月竣工した。全通船楼甲板4檣バーク型、全長110m、総トン数2,570トン、航海速力13ノット、横帆、縦帆各18枚、メインマストの高さは水面上約55m、乗船人数190名(乗組員70名、実習生120名)で、近代的居住設備と海技習得など教育・艤装施設を完備している。
「海王丸」との姉妹帆船として日本が誇る世界でも有数の大型帆船である。
No.3 日 本 丸(新)
製作者:菊地 英昭 船 籍:日 本 建 造:1984年 縮 尺:1/160
キット:ウッディジョー
基礎講習会の資料として購入しました。同好会に入会前より一度は作ってみたいと思っていた船なので挑戦してみることにしました。最初から1/80の大型では無理かと思い、 1/160の小型にしたのですが、これがまた大変なキットで、いろいろとありましたが10ヶ月くらいで完成しました。次は大型1/80に挑戦してみます。
No.4 清 輝
製作者:竹本 喜道 船 籍:日 本 建造年:1876年 縮 尺:1/100
キット:自 作
明治 日本帝国海軍が建造した最初の洋式帆船軍艦。明治8年3月5日の進水式は明治天皇御臨席で行われた。明治11年英国を訪問し、日本国産艦船の欧州遠征は史上初の快挙であった。横須賀海軍廠で建造、設計は船廠長レオンス・ヴェルニー。スクリュー推進式3檣バーク型木造機帆艦。
模型の設計図は写真からの創作復元である。帆装は英国王立海事博物館所蔵の「清輝」の模型を参考にした。細部は同時代の資料などから類推して創作した。昨年の出品作の艤装を改修し帆装を追加した。
No.5 ヴィクトリー (VICTORY)
製作者:岡崎 潔 船 籍:イギリス 建造年:1765年 縮 尺:1/84
キット:デアゴスティーニ
70才より始めた帆船模型の第1作目の作品です。手先を使ってものを作ることは幼い時から好きでした。古希を迎えるにあたって新しい趣味を始めようと考えていたところ、新聞 の広告で毎週定期的に送られて来る帆船模型があることを知り、作り始めました。
送られてきた部材と説明書がとても正確で、初めての私でも十分理解できる内容で時間はかかりませんでした。そして、出来栄えは十分と言えないがとにかく楽しみながら無事完成したことに満足しました。会に入会し今後先輩たちの指導を仰ぎ勉強を重ねて、将来は構造模型製作を目指したいと思っています。
No.6 プリンス (PRINCE)
製作者:加藤 正男 船 籍:イギリス 建 造:1670年 縮 尺:1/78
キット:自 作
100門砲艦プリンス号に取り付けられている吊錨架や砲門の周りの丸い飾りなど、ほとんどの装飾は黒地の上に金色の塗装が施されている。しかし、金色に見えるところは、実際 には黄色に塗られていたのだが、イギリス船の船尾に必ず付いている王の紋章だけは金箔が施されていた。
No.7 ナイアド (NAIAD)
製作者:冨井 浩 船 籍:イギリス 建 造:1797年 縮 尺:1/75
キット:自 作
1805年のトラファルガー海戦で、フランス・スペイン連合艦隊の出撃をいち早く発見し、ネルソン提督に伝えたことで知られているフリゲート艦です。
模型はEdward. J. Tosti氏著の「The Naiad Frigate」の1/60の図面を1/75に縮尺して2年前から製作しており、右舷側は外板を貼り、左舷側は構造が見えるようにしました。 外板の柘植とペア-ウッドのコントラストは気に入っていますが、フィギュアヘッド等の彫刻は初めてのチャレンジなので・・・・。完成まであと1年はかかりそうです。
No.8 ソブリン・オブ・ザ・シーズ
(SOVEREIGN OF THE SEAS)
製作者:濱中 聖之進 船 籍:イギリス 建 造:1637年 縮 尺:1/54
キット:自 作(額装)
英国海軍の歴史にその名を刻む戦列艦で、100門の車輪付き大砲を搭載した最初の戦列艦として知られる。設計はPhineas Pett、その息子のPeter Pettの監督下に建造されたものである。
本艦はPeterの肖像画の背景として詳細に描かれており、今回模型化するための元図とした。スターンギャラリー製作は今回で4作目であるが、彫刻点数が圧倒的に多く製作するのは大変であった。彫刻をより確実に再現するため、スケールもこれまでのものより多少大きくしてみた。さらにこれらの彫刻群に見合うよう額作りにも初めて挑戦した。
No.9 ル・ロワイヤル・ルイ
(LE ROYAL LOUIS)
製作者:濱中 聖之進 船 籍:フランス 建 造:1697年 縮 尺:1/100
キット:自 作
太陽王ルイ14世の時代に建造された110門戦列艦。現存する博物館モデルとしてLE LOUIS QUINZ、(ル・ルイ・カンズ)があるが、本艦はこのモデルと同じ仕様で建造された。
昨年、同スターンギャラリー彫刻を完成させたので、今回はその船体を製作することにした。帆船模型の習慣にとらわれず、粘土によるパーツをどこまで使えるかに挑戦したい。粘土使用予定箇所は、オーナメント一式、大砲、キャリッジ、ガンポートリッド等。なお、ここまでの製作期間は4ヶ月である。来年度の展覧会で完成した姿を披露できるよう努力したい。
No.10 ダイアナ (DIANA)
製作者:藤原 義孝 船 籍:イギリス 建 造:1794年 縮 尺:1/64
キット:ジョティカ
昨年度出品した作品(船体まで完成)の製作を進め、セール付きで完成させた。ただし、キットではセールが付いていない仕様のため、追加したセールの製作は、アナトミーシリーズの「THE FRIGATE DIANA」書籍に掲載されているセール、リギング情報を参考にした。