番号 | 船 名 | 製作者 | 番号 | 船 名 | 製作者 | ||
No.31 | 昔の帆船群 | 福田 正彦 | No.36 | プリンス・ウィレム | 馬場 裕 | ||
No.32 | ブルーノーズ | 加藤 嘉明 | No.37 | ビーグル | 西谷 眞宏 | ||
No.33 | チャールズ・ヨット | 平石 浩二 | No.38 | チャールズ・ヨット | 岡崎 潔 | ||
No.34 | バウンティ | 名川 喜八 | No.39 | シャベッコ | 富山 亜男 | ||
No.35 | フェア・アメリカン | 田鹿 康政 | No.40 | ロイヤル・キャロライン | 小野 次郎 |
No.31 昔の帆船群
製作者:福田 正彦 船 籍:多 国 建 造:多年代 縮 尺:ー
キット:自 作
これは各時代の帆装を主眼としたイラストの立体化模型である。船体を正確に再現したものではなく、時代や地方によって帆装が如何に変化したかを一望して見て頂きたい。
No.32 ブルーノーズ (BLUENOSE)
製作者:加藤 嘉明 船 籍:カナダ 建 造:1921年 縮 尺:1/100
キット:アマティ
ブルーノーズは1921年カナダで漁船として建造された有名船で、多くのレースに参加して優勝し最速の漁船として有名である。
キットはアマティ社。製作に当たっては漁船としてのイメージを大切に、セイルは活躍していた大海のムードを考えて古色に染めてみました。
No.33 チャールズ・ヨット
(CHARLES ROYAL YACHT)
製作者:平石 浩二 船 籍:イギリス 建 造:1674年 縮 尺:1/64
キット:ウッディジョー
チャールズ・ヨットは17世紀の英国王室御用達の船を参考にしてモデルシップとしたもので、基礎講習会の教材です。
帆船模型の製作については初心者である私の記念すべき第一作目となりました。製作は、現役のため専ら週末の半日を割いて行いましたが、講習会と、それに引き続いて開催された夜間講座(酒場!)で、諸先輩方の手ほどきを受け、時には帆船作りの蘊蓄に耳を傾け、また叱咤激励されながら一年半をかけてようやく完成にこぎ着けました。
No.34 バウンティ (BOUNTY)
製作者:名川 喜八 船 籍:イギリス 建 造:1787年 縮 尺:1/64
キット:マモリ
バウンティ号は、イギリスのフリゲート艦。ウィリアム・ブライ艦長と46名の乗組員を乗せたこの艦は、西インド諸島に向けてパンの木の貨物を積み帰るためタヒチに向かってイギリスを出帆した。
その帰り、クリスチャン・フレッチャーを首領とする乗組員が反乱を起こした。ブライ艦長、他17名を小さなボートに乗せ追放した。タヒチ島に定住した反乱者達は、フリゲート艦パンドラによって捕らえられ軍法会議にかけられた。
No.35 フェア・アメリカン (FAIR AMERICAN)
製作者:田鹿 康政 船 籍:アメリカ 建 造:1778年 縮 尺:1/48
キット:モデルシップウェイ
製作を初めてから足掛け2年になりますが、ご覧の通りなかなか前へ進みません。細かい造作が気になって同じ所を何回も作り替えています。 これからもマイペースで細部にこだわりながら製作していきたいと思います。
No.36 プリンス・ウィレム (PRINS WILLEM)
製作者:馬場 裕 船 籍:オランダ 建 造:1650年 縮 尺:1/100
キット:コーレル
オランダ建国の父、オラニエ公ウィレムに因んだ命名。1651年に処女航海、1652年の蘭英戦争では旗艦として活躍した。日本には来ていないが東インド諸島方面の貿易に従事。1662年バタビア(今のジャカルタ)からの帰途遭難した。
1984年「長崎オランダ村」の依頼でアムステルダム国立博物館蔵の模型を参考にレプリカがオランダ・マックムの造船所で造られた。
No.37 ビーグル(BEAGLE)
製作者:西谷 眞宏 船 籍:イギリス 建 造:1820年 縮 尺:1/72
キット:自 作
チャールズ・ダーウィンの特別調査船ビーグル号は、1831年の最終改造型をアナトミー本の三面線図から製作図を起こして構造模型で自作を始めた。
途中で不具合が見つかり、解体直しになり作業が遅れている。船体の材料は洋ナシ材を主に使っている。バンドソー、丸鋸、自作サンダーで製材した。木造船もこの時代になると強度を要する接合部に鉄材を多く使うようになった。
No.38 チャールズ・ヨット
(CHARLES ROYAL YACHT)
製作者:岡崎 潔 船 籍:イギリス 建 造:1674年 縮 尺:1/64
キット:ウッディジョー
昨年10月に入会した新人です。基礎講習会の教材として昨年12月より講習に合わせて製作完成させました。帆船模型としては完成品第1号です。外板貼り、甲板貼り、帆の製作は講習会で教わった方法でなんとか作ることが出来ました。現在72歳で80歳までに構造模型の製作をしたいと考えています。
このキットの部品の精度が良く、時間をかけて丁寧に作れば初心者の練習用として十分満足でき、楽しく製作することが出来ました。
No.39 シャベッコ (SCIABECCO)
製作者:富山 亜男 船 籍:イタリア 建 造:1753年 縮 尺:1/60
キット:アマティ
シャベッコ(英語ではジーベック)は、ほぼ地中海でのみ使用された船種で、中世から19世紀まで長い期間に亘って、商船、小型軍艦、私掠船(海賊船)に至る様々な用途で使用された。長く突き出した船首と長大な艦尾楼甲板(ガレー船の名残)、大きく傾斜した前檣を持ち、ラテンセイル(大三角帆)と凪でも推進できるように櫂の両方を有するのが特徴。
本模型は旗にイタリアの港湾都市リヴォルノの紋章を付けている。展覧会に間に合うよう短期間で作れるのではとリギングの必要がなく船形の美しいこの船を選んだが、作り急いだため雑な作品となった。
No.40 ロイヤル・キャロライン
(ROYAL CAROLINE)
製作者:小野 次郎 船 籍:イギリス 建 造:1749年 縮 尺:1/47
キット:パナルト
英国王室のロイヤル・ヨット、鮮やかなブルーに黄金の彫刻で装飾された華麗な船です。
2作目の船としては少なからず冒険ではありましたが、幸い多くの会員の皆様が製作されており、設計図に加え随所で皆様の作品を参考にさせて頂くなど、大いに勉強になりました。また会主催の講習会での内容も出来るだけ挑戦しましたがまだまだ。しかしながら製作期間を通じて講習会での細部に亘るサジェスチョンが大きな助けとなり心から感謝しております。
本船の完成度はまだまだですが次作への挑戦に大いに役立つものと考えております。